みつろうとは?
by A LittleSomething
ミツロウとは?
ミツバチが巣を作る時に、お腹から分泌するロウを精製したものです。
ロウから得られたものを溶かして固めたものが、みつろう(別名ビーズワックス(beeswax)と呼ばれています。
主成分は、ワックスエステル(パルミチン酸ミリシル等)など人間にも存在しているため、保湿効果が高く、肌に馴染みやすいのが特徴です。
作り方としては、蜂蜜を巣からとった後に、残った巣に熱と圧力を加えたり、湯で煮溶かしたりして採取します。
みつろう作りは、みつばち達が花の蜜を集めるところから始まり、様々な工程を経て濃度の高いハチミツを作ります。
人体に優しい天然ワックス
薫りは、ハチミツのような少し甘さのある独特なやさしい薫りです。
肌に優しいので天然ワックスとも呼ばれ、お菓子作りや化粧品にも使用されています。
昔からリップクリームや口紅、スティック状の化粧品などにも利用されてきました。
化粧品以外にも木材の艶出し、ロウソク、ペットの肉球保湿の原料としても様々な面で使用されています。
みつろうは化粧品成分としてアレルギーが起きにくいとも言われています。
そして、近年ではエコグッズとしても注目を浴びており、プラスチック製ラップの代わりに繰り返し使える"みつろうラップ"が普及しています。